しわ・たるみ改善(ラディエイジ)
ラディエイジ(ペレヴェ®)とは?
ラディエイジ(ペレヴェ®)は、高周波ラジオ波(4.0MHz)を用いて、しわ・たるみを改善する最新の治療法です。
痛みを伴わず、非侵襲性にもかかわらず、この高周波ラジオ波が真皮や皮下組織のコラーゲン線維に作用してお肌を引き締めて、顔面や頚などのしわ・たるみを目立たなくします。
治療原理
しわやたるみの原因の一つに、真皮層のコラーゲンの減少や配列の乱れや断裂が関与していると言われています。ラディエイジ(ペレヴェ®)は高周波ラジオ波(4.0MHz)エネルギーを皮膚深層にまで到達させて、コラーゲン新生を促進・活性化させることで顔面・頚の皮膚の張りを戻すことで、しわ・たるみを改善します。
ラディエイジ(ペレヴェ®)は2種類の効果で比較的長期間効果を発揮します。
第1段階:
即時的引き締め効果 施術直後から、ラディエイジ(ペレヴェ®)の高周波ラジオ波のエネルギー熱が真皮内のコラーゲン線維を蛋白変性させて皮膚が収縮します。この効果は即時的で数日間持続しますが、その後効果は一旦減衰してきます。
第2段階:
長期的引き締め効果 施術後1週間前後から、蛋白変性を起こしたコラーゲン線維が徐々に修復されていく過程(創傷治癒過程)になり、コラーゲンやエラスチンが新生・再配列し、微小血流・リンパ流も再生・増加して新陳代謝が亢進し、皮膚のたるみがゆっくりと改善されて若返ります。この持続効果は最大6ヶ月程度ですが、個人差があります。
特徴
長所
- 疼痛が無いため、無麻酔で施術が出来る
- 皮膚切開をしないので傷跡が生じない
- 施術後すぐに効果を実感できる
- 眼瞼周囲にも施術が可能
短所
- 軽度熱傷の可能性がある
- 若干の赤みや腫脹が出現することがある
- 効果に個人差がある
※東洋人の場合、皮下組織の結合織密度が高く、筋膜にしっかりと固定しているので、真皮層のコラーゲン線維が収縮しても、引き締め効果が少ない可能性があります。
治療適応症例
- 皮膚のしわ、たるみ (皮膚の引き締め効果)
- 毛穴開大 (毛穴の引き締め効果)
- ニキビ、脂性肌 (皮脂腺の縮小効果)
※痛みを伴う治療(手術、サーマクールなどの痛みを伴うたるみ引き締め機器、注射など)を望まない方にはお勧めです。
治療禁忌の方
- 妊娠されている方
- 心疾患やペースメーカーあるいは埋め込み式除細動器をご使用の方
- 治療部位に金属プレートやワイヤー、金の糸、シリコンやスレッドなどが埋入されている方、および分解しないフィラーを注入されている方
- 出血性疾患・創傷治癒障害、ケロイド体質のある方
- 治療部位に感染・疾患(悪性腫瘍なども含む)などがあり、この治療を医師が適当でないと判断された方
※歯インプラントは施術の問題はありません。
治療間隔
1回目の施術から3-4週間後に2回目の施術を行うことになります。
その後は、お肌の張りを維持するために、定期的に施術することをお勧めします。
施術の手順
手順1
医師とカウンセリングを行い、ラディエイジ(ペレヴェ®)による治療に関しての説明を受けて、十分納得して頂いてから施術を行います。また、施術中の熱感は重要な指標になるので、あらかじめ、手などで施術前に実感して頂きます。
手順2
クレンジング・洗顔をして、患部の汚れと油脂を落とします。
アクセサリー、時計、携帯電話、お金などの金属類は体から全てはずして下さい。
手順3
処置台に横たわり、対極板を体の一部に密着させます。
患部にジェルを塗布してから、ハンドピースを患部に当てて一定の圧力とスピードで動かします。
施術にあたり、熱感覚(暖かい、ぽかぽかする、熱い感覚など)を聞きながら出力設定を行いますので、ご協力下さい。目安として、ぬるま湯に浸かっている感覚がほぼ適正な出力です。
(効果を期待して、熱い感覚を我慢して施術していると、時に熱傷の原因になりますので、絶対に無理をしないで下さい) 顔面の場合、弛みが目立つ靭帯に沿って施術を行います。
手順4
施術直後は施術部位に発赤と腫脹が多少出現しますが、アイスパックなどで冷却して、症状が落ち着いてから、洗顔してお化粧をしてお帰り頂きます。
※稀に腫脹や発赤が翌日まで残る場合は、翌日再診をして下さい。
※施術当日から日常生活に支障はありませんが、熱い風呂や激しい運動、飲酒は控えて下さい。